動きの可視化された将棋


コマに、機能がデザインされている、というのは、とても初心者にはありがたい。

多くの戦略あそび、というのは、極限まで、抽象化されているので、初心者が覚えるべきこと、がおおくなり、敷居が上がる。

それに対し、こういう遊びのガイドが付いた道具というのは、最初の「覚えとかないといけないこと」の量を減らし、いきなり、競い合い、という遊びに入ることができる。

「最初の遊びを始めるまでに”30秒で済む”」という、事を軸に、世の中のゲームを設計しなしたら、古典のゲームコンテンツには、もっと面白い可能性がある。この将棋はそれを教えてくれる。


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蛇足のアイデア

将棋、という、アイテムを「戦略ゲーム」という本質まで原始化させて、別の遊びを入れてみてはどうだろう。

番の上に【峠】とか【整備された道】の駒があって、そこは、通れなかったり、速くすすめたりする。
あるいは、地の利の効く【高台】にいるコマは、取れない、といったり。

マリメッコ メモリーゲーム

このほかにも、デザインを対象にしたものがある。

伝統文化的コンテンツを対象にして、それらをカードやメンコ状にして
モリーゲーム、と表現したものには、市場性がある。

仙台や、一年の農作業といったもの、あるいは、漢字や英単語、地図といったものでも、
モリーゲームのスタイルは取れる。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/p-s/l001526315367201.html